フットルース 1984
2020年2月24日(月)
以前、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』をレンタルした際に、併せて借りたものである。今週は3連休だったので、もう1本見ようと思い、棚に正面の向きで陳列してあり、見かけたことのあるタイトルとパッケージであったのでレンタルした。ダンス系(ミュージカルは一部好む)の映画は、基本的に好きではなく、『サタデー・ナイト・フィーバー』や『ロッキー・ホラー・ショー』のようなものは勘弁してほしいと思った。ダンス系で唯一好きなのは、『リトル・ダンサー』ぐらいである。この映画は、別格であると感じる。他の映画は、ダンスに囚われていて内容が薄っぺらいが、これは、物語が仕上がっていて面白い。このようなことを期待し、さらにこの映画はその世代の方にとって、有名作品であるような気がしたので、知っておいて損はないだろうと思い、借りた。
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内容としては、よくあるパターンで高校生の主人公が田舎町に転校してきたところから始まる。新しい学校に転入という形となり、その町の教会にいる牧師(町内会の権力者)の娘と知り合う。その娘によると、その町は5年程前にある高校生が、ダンスパーティーの帰りに飲酒運転をして、死亡事故を起こしてから町は変貌したとのことであった。それ以降、この町ではダンスミュージックを聞くこと、ダンスを踊ることも全て禁止となった。その事実を知り、主人公は、町の活気、高校生にとっての楽しみを取り戻すために仲間達と町を変えるよう行動していく。
価格:3,457円 |
はっきり言って、クソつまらなかった。後に知ったことであるが、1984年当時は音楽も最先端であり、ちょっとした社会現象になったとのことであった。この映画は、日本でいうところの現代で流行っていたものが、30年という時を過ぎて視聴しているようなものなのだろうか。そう考えてみると、現代の実写化しているものやCGに頼りきったヒーローものの映画を30年後に見ている感覚なのかもしれない。それは、本当につまらないと思う。
やはり、映画はただ売れたものではなく、内容に深い意味があり、後世にも語り継がれるものでないとつまらないのであろう。映画を見た後に、後悔とか時間を無駄にしたなどは思わないが、ただつまらなかったということを知れただけだった。私が、あまり映画を見ない人間であったり、高校生の頃に見ていたら楽しめたのかもしれない。また、つまらない映画を見た後に、よく思うことがある。こういったジャンルで面白い映画というものは、本当に素晴らしいということを再確認できる。『リトル・ダンサー』は最高である。
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これに懲りず、ジャンルに囚われず、今後も面白い映画を探求していきたい。